宮崎県で今年4月に発生した口蹄疫は、なかなか終息
する気配を見せず、今日すでに7万6852頭が殺処分
されるとのこと。
人手不足などで処分は遅れているようですね。
感染した牛や豚はそれまで生きているわけで。
人に感染して発病することはないけど、このウィルスは
かなり感染力が強くて、1頭でも感染した動物がでると
殺処分しか手がないそうです。
被害が拡大すればするほど畜産業どころか国の経済
自体、大変な損害となります。
2001年にイギリスで口蹄疫が発生した時の政府の
対応は、まず人の移動により汚染の広がりを防ぐため
に、4月に予定していた総選挙を延期しました。
また観光ツアーやサッカーの試合等の各種イベントを
中止したそうです。
そして600万匹の牛を殺処分したそうですよ。
野党の自民党は谷垣総裁が宮崎県へ行ったとか、対策
本部を設置し、対策案を政府に申し入れたそうですが、
政府はなにかしましたっけ?
現場の農場の方々は、経済的にもですが、心情的にも
大切に育ててきた牛や豚を殺さなければならないのは、
つらいと思います。
1日も早い終息を願うばかりです。
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